こんばんは。0期生で2期の山内です。
昨日のオンラインラジオでは2期の募集がありましたね。
多販路はリスク分散にもなり、
それぞれのプラットフォームで
独自の展開も可能なので
いずれ専門店化や、
オリジナルブランドを出したりと
販売の選択肢も増えていきますね!
私はYahoo!ショップは、
Amazonのデータをそのままノープランで
出して実績を積むことから、と考えています。
さて、今日はユニクロについてです。
実はユニクロで広告の仕事をしていました
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2018/10/desktop-1985856_640.jpg)
まだユニクロが「安かろう悪かろう」と言われていた
20年前位の4年半ほど、コピーライターとして
年間契約で仕事をさせていただいてました。
本社が山口県宇部市ですので
私の住む福岡が依頼先として一番近いんです。
当時の販促部は社長直下で、
(社長は広告の重要性の認識力だけでなく、専門知識もセンスも完璧でした)
隔週で販促会議が社長直々に開催され、
毎週末の折込チラシ、
続々と日本各地にオープンするB2版の特大チラシ、
あとは半期に一度の季節カタログチラシ、
新聞、TV、会社案内などを制作しまくってました。
ユニクロをやっていた、というと
必ず聞かれるのが、
「社長ってどんな人?」
なんですが、
私の赤っ恥なエピソードがあります。
ユニクロの社長ってこんな人
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2018/10/uniqlo-617616_960_720.jpg)
「安かろう悪かろう」と言われていただけあって、
当時はオリジナル商品は1〜2割で
他はすべて国内買付け商品でした。
価格からすると妥当ですが、
当然クオリティはあまりよろしくなかったので
「この程度のものしかないのか…」
と、予備知識の浅い私は
偉そうにも思ってしまってました。
まず挨拶しに宇部本社へ行き、社長室へ。
社長室のドアは常に開け放たれ、
社員がひっきりなしに訪れています。
一段落すると「お待たせしました」と
私の方へ小走りで駆け寄ってこられ、
それを横目で感じた私は
ソファから立ち上がり、社長の方へ向き直りました。
目が合ったその瞬間、なんと、私は、
オーラで後方へ吹き飛ばされました 笑
(ほんとに飛んだわけではないですよ!)
社長は終始満面の笑顔で接してくれましたが
「この程度のものしか…」と思っていたことを
後頭部から冷や汗が出るほど
猛烈に恥じました!
それほど社長から溢れ出るものは強烈だったんです汗
「大変なところへ来てしまった」と思うとともに
「1ミリでも手抜きすれば見抜かれる」
そんな思いで、東京へ制作が移るまで
やり通しました〜。
ユニクロが行ってきたこと
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2018/10/uniqlo-1737663_960_720.jpg)
私の恥エピソードはこの辺にして、
何をお伝えしたいかといいますと
20数年前からユニクロは、業界日本一は当然、
世界進出までを念頭に置き
突き進んでいた、ということです。
既にそのころの繊維業界では
怪物的な存在として注目されていたのですが
やっていることは地道で、
普通だったらムリと諦めることをやっていく
簡潔にいうとそんな感じです。
スクラップ&ビルドを繰り返し、
途中で「スポクロ」「ファミクロ」を
試験的にオープンさせます。
種別分けした多販路展開ですね。
すぐに閉めましたが
これが現在のスポーツ部門や子ども服部門として
活かされています。
また、オリジナル100%が目標でしたが
それまでは国内買付けで、
春夏、秋冬と2季で分け、
翌季のすべての店舗に充当させる服を
一度に買い付けます。
このとき流行を読み違えると
売れずに在庫の山となりますので大変です。
商材の選別は、外部の専門家も取り入れてました。
無在庫販売では、常に新鮮な商材が買付けできて、
これが当たり前になっていますが
普通に仕入れる店舗展開からすると
そのメリットに改めて感謝です。
店名のユニクロは
ユニーク・クロージング・ウエアハウス
を略したもので、倉庫(Warehouse)に
ユニーク(唯一)な服がいっぱいあるという意味です。
ですので郊外店舗の外観は、倉庫のイメージです。
社名はファースト・リテイリングで
早い(Fast)小売り(Retailing)の意味で
ファストフードのファーストなんです。
日本マクドナルドの創始者、藤田田さんを
柳井社長が尊敬し、参考にしていたことから命名されてます。
私も藤田田さんが好きで何冊か読みました。
↓
http://amzn.to/2AfsLCD
普通なら「理想論」と排除されることを
地道でありながらスピード感を持って
行ってきたユニクロに、
学ぶところは大きかったです。
私の物販への興味は、この仕事からずっと持っていました。
いまでもユニクロ買ってます^^
ヒートテック暖かい^^
物販は人をあたたかくする!
というところで、明日の谷さんへバトンタッチです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
大越 雄介
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