輸出入ビジネスにおける3つの阻害要因

輸出入ビジネスの3大参入障壁

・言葉の壁
・海外発送の壁
・通関、現地販売の壁

言葉の壁は、なんとかなります。笑

通訳さんや、翻訳機能を使えば、
大きな壁ではありません。

こんばんは。

株式会社 雇われない生き方
代表取締役の大越雄介です。

海外発送の壁は、

主に、航空便に載せられないもの。
ここを理解しておけば、問題はないでしょう。

・爆発物・危険物
・麻薬類
・生きた動物
・わいせつな物品

個人の輸出入で気を付けるべきは、

「爆発物・危険物」

引火性のあるもの。

「これって、送れるの?」

という場合は、

日本郵便や、
DHL,FeDEX,UPSといったクーリエに、
確認をするのが確実です。

通関、現地販売の壁

ここが、結構重要です。

知的財産権なども、
これに該当します。

海外発送が出来ても、

通関で止まったり、
その国で販売できないものって、
結構ありますよね。

パターンは、色々あるのですが、

一番怖いのは、

「知らずに売っている」

ですよね。

なので、

この商品大丈夫?

ってときは、

困ったときのジェトロです。
https://www.jetro.go.jp/

ちょうど昨日問い合わせたものが、
返答がきたので、共有しておきますね^^

———————————————————

ご質問内容:  個人でプラモデルなどに使うラッカーパテを米国へ輸出したいのですが、現地で航空便での輸入は可能でしょうか。
※成分は不明です。

回答内容:  お問合せ有難うございます。

ラッカーパテがシンナーなど溶剤を含む場合は、引火性液体と見なされ
危険物の扱いを受けることになります。
国際郵便では受託禁止とされます。
また、国際クーリエでも受託の制限や、危険物梱包や申告書を要求されます。

郵便局「国際郵便では航空危険物を送ることができません。」
https://www.post.japanpost.jp/int/use/restriction/airmail/index.html

Fedex 「危険物はおくることができますか?」
https://ask.fedex.com/help/ja-jp/preparing-to-send/can-i-send-dangerous-goods

また、ラッカーパテは化学物質に該当しますので、米国での輸入に際し、TSCA(有害物質規制法)の規制を受けることになります。

まずは、TSCAに関するジェトロの関連ページをご案内します。

「米国向け化学物質(品)輸出の現地規制等について」
https://www.jetro.go.jp/world/qa/04A-010115.html

有害物質規制法(TSCA)による規制は、既存化学物質と新規化学物質に分類されます。
対象の物質が、既存化学物質として登録されているのであれば、輸入者が税関に対し、TSCA Positive Certificateを提出することで通関が可能となります。

◎Positive Certificate
米国側輸入業者またはその代理人が、(section 13 of TSCA)に基づき、 『Positive Certification Statement:』として、
(”I certify that all chemical substances in this shipment comply with all applicable rules or order under TSCA and that I am not offering a chemical substance for entry in violation of TSCA or any applicable rule or order under TSCA.”)との宣誓を含む証明書を作成し提出するものです。

まずは、生産者に成分をご確認頂き、次のURLのInventory Listより既存化学物質か否かをお調べください。
https://www.epa.gov/tsca-inventory

TSCAインベントリーに掲載されていない場合は、新規化学物質と見なされますので、米国への輸入の前に、EPAに登録を行う必要があります。

米国輸入前の輸送の段階においてもOSHAの規定は適用されますので、SDS(Safety Data Sheet)の準備が必要となります。

経済産業省 化管法SDS制度に関するQ&A
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/qa/3.html

ご不明の点がございましたらご遠慮なくお問い合わせください。

以上よろしくお願いいたします。

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初歩的なことかもしれませんが、
これだけ丁寧に教えてくれます。

輸出入ビジネスの合言葉ですね^^

「困ったらジェトロ」

当たり前ですが、
スクールの講師とかに質問するより、
早くて確実な回答が得られます。

もちろん、
スクールなどのサポートを受けたほうが、
早いのですが、

重要なのは、

「自分で解決できるチカラ」

ですよね。

困ったら、検索してみる。
専門家に問い合わせる。

だいたい、
これで解決できることが多いです。

それでは!

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