こんばんは。
全世界貿易トレーダーズシステム開発中の大越です。
本日は、
基本的なことだけど、
無在庫販売の売上に関わるテーマをお話ししていきます。
その商品、
いくらで売るの?
という部分です。
Contents
無在庫販売の基本的な概念
無在庫販売の基本的な概念ですが、
「仕入れられる商品を、
販売できる場所に出品する。」
これ以上でも、
これ以下でもありません。
めちゃくちゃシンプルです。
つまり、逆を言えば、
「仕入れられない」
「販売できない」
商品は、
無在庫販売が不可能ということです。
販売時に、在庫が確保できない。
配送、法規、規約等が起因で販売できない。
つまりは、
無在庫販売のリスクの部分ですね。
これさえクリアしてしまえば、
「仕入れ先×販売先×配送方法」
の組み合わせで、
無在庫販売が成立します。
あとは、
価格の決定をします。
無在庫販売の販売価格の設定の考え方
販売価格の設定には、
いくつかの考え方があります。
主には3つかなと思います。
1、赤字にならない設定
(仕入れ価格に、経費と利益を乗せる)
2、同一商品を扱うライバルとの比較
3、その商品の市場の相場価格との比較
1と2は、
無在庫販売に取組む上で、
最低限やらなければ、
ビジネスとして成り立ちません。
販売先にもよりますが、
このロジックをツールで大量に回すだけで、
無在庫販売は、稼げてしまったりします。
しかし、
これだけでは、
誰でも同じ戦略になりますので、
いわゆる、
・飽和状態
・価格競争
に、なってしまいます。
なぜならば、
1、赤字にならない設定
2、同一商品を扱うライバルとの比較
この要素は、
単純に、
事業者目線に過ぎません。
自分が儲かるための価格設定
ライバルに負けないための価格設定
まぁ、、、
この感覚だけでも稼げてしまうので、
再現性が高いのが無在庫販売の特徴でもあります。
しかし、
売上利益を戦略的に伸ばしていくためには、
そうですね。
「顧客目線」
が、とても重要です。
かといって、
勘違いしやすいのは、
「顧客は、価格が安ければ購入する。」
ここが、
大きな勘違いで、
価格競争が起こるのは、
ここが原因かと思います。
もちろん、
安い方が購入しやすいのですが、
価格に対する購入決定は、
最終的には、
顧客が判断をします。
例えば、
1万円くらいのスマホケースを探している顧客がいるとします。
あなたが出品している1,000円で仕入れられる商品。
顧客は、デザインや機能などには満足しています。
ライバルセラーは、15,000円で出品をしています。
さて?
いくらで販売しますか?
1、利益を20%とりたいから、5,000円くらいで販売する
2、ライバルに合わせて、15,000円くらいで販売する
3、顧客に合わせて、9,800円で販売する
正解は・・・
売れた価格が正解です^^
おそらくですが、
1、5000円
→欲しい金額よりも安いので購入されると思います。
2、15,000円
→欲しい金額よりも高いので、他の商品を探すのでは。
3、9,800円
→欲しい金額と同じくらいなので購入されると思います。
たぶん、こんな結果になるかと思います。
では、
ここで、
ようやく自分の利益を考えます。
1、どうせなら顧客に出来るだけ安く提供したい
3、買ってもらえるなら、出来る限り利益をとりたい
どちらでしょうか?
もしくは、
2、買ってもらえなくても、ライバルと価格を合わせたい
(最安値合わせってやつですね。。。)
これが、
販売価格戦略ってやつですよね。
正解は、
すみません、
ありません。。。
でも、
考え方は、
理解していただけましたでしょうか?
無在庫販売するなら、どうせなら高く売りたい!
売れない価格設定では、
売上、利益ともに0です。
売れる価格設定でも、
どうせなら、出来るだけ高く売りたいですよね?
そして、
価格が高くても、
付加価値があれば、
商品は、売れます。
・希少価値がある
・デザインが良い
・ブランド力が強い
・商品訴求が魅力的
etc…
いろんな付加価値がありますよね。
・どんな商品を
・どこで
・どうやって
・いくらで
同じ商品でも、
これだけの組み合わせがありますので、
やり方によって、
売上利益って大きく変わってきますよね。
特に、
無在庫販売では、
「販売価格の設定」
が、かなり重要だったりします^^
参考になりましたでしょうか?
それでは!
大越 雄介
最新記事 by 大越 雄介 (全て見る)
- 【Day132】2025年の経済予測総まとめ:未来を先取り! - 2024年10月7日
- 【Day131】多拠点生活のすすめ:3つの理想的なライフスタイルを同時実現する方法 - 2024年9月28日
- 【Day130】多角経営の実態:会社を複数経営するメリットとデメリットを徹底解説 - 2024年9月22日
コメントを残す