今日は、
僕も苦手な管理業務のお話です。。。
ただ、ここをやらないと、
いわゆる、
「黒字倒産」
に、陥る可能性がありますので、
重要な講座となります。
「マクロ」と「ミクロ」ではないですが、
アマゾンFBA輸出という手法は、
ビジネスですので、
ぶっちゃけて言うと、
最終的に、手元にお金が残ればオッケー。
だと、
個人的には考えております。
こんばんは。
株式会社 雇われない生き方
代表取締役の大越雄介です。
Contents
アマゾン輸出も、マクロとミクロの視点で考える
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2019/08/e893cb6983038c87b85876fdec918add.jpg)
例えば、
「1商品の赤字」
「1商品の破損」
とか、
「1商品の超暴利」
「1円単位の経費削減」
こういった、
ミクロの問題を気にしすぎるよりは、
全体をみる必要があると考えます。
ただし、
物販ビジネスというのは、
1利益商材の積み上げであり、
1円の利益の積み上げでありますので、
細かい管理の上で、
大きな売上、利益が積みあがっていくものです。
特に、海外販売においては、
・為替変動による円転のタイミング
・梱包による海外送料の差異
・予期せぬイレギュラー経費
といった、
ことも頭に入れておかなければならず、
すべての経験を、
データベースに落とし込んでいくことが、
やはり重要です。
とは言っても・・・
めんどくさいですよね。。。
なので、
細かい労力を使い、細かい管理まで惜しまずにやるか、
大きな範囲で管理をしていくか、
という部分が、
特に、ひとりでビジネスをするのであれば、
重要かなと思っています。
なので、
今日は、最低限の管理業務の部分を、
僕なりにお伝えできたらと思います。
まず、
商品SKUの設定について
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2019/08/0bfd919be1eba1f1c81155fe4f015446.jpg)
■ 商品SKUの設定について
※SKU:Stock Keeping Unit(ストック・キーピング・ユニット)の略
受発注・在庫管理を行うときの、最小の管理単位をいいます。
同じ商品でもパッケージ、入り数などの違いで区別し、アイテムよりも小さな単位に分類します。
FBAを活用する場合、
棚番とかピッキングの概念は、
アマゾンが勝手にやってくれているので、
仕入値と販売価格を管理することに使います。
ただ、納品書にもSKUは記載されますので、
購入者への配慮は必要となります。
僕の場合は、
「仕入値_販売価格_ASIN_日付」
108_4.99_B00XXWWSS_20190809
といった感じです。
設定自体は、手間にはなりますが、
取り扱う商品が増えてくると、
欲しい情報をSKUに入れておくと、
商品管理や追加発注の際に役立ちます。
USDをJPYに転換する最適なタイミングとは?
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2019/08/312917ded1690996521091f8b4ce6b01.jpg)
■ 円転のタイミングについて
※円転
外貨資金を円に転換して、円貨で運用する操作。円転換。
こちらは、賛否両論かとは思いますが、
僕の場合は、為替変動とか疎いので、
基本は、タッチアンドゴーです。
売上入金講座にペイオニアを使っている場合は、
「設定」→「自動送金」→「USD即時」
という設定をしておくと、
アマゾンから売上入金があると、
そのまま、日本の銀行口座に送金を自動でしてくれます。
為替の変動を気にするのも大変ですし、
出来るだけ資金回収をしたいという意図です。
もちろん、為替変動がわかる方や、
資金に余裕がある方は、
ドルで寝かせておくのも良いかと思います。
単品管理をどこまで行う必要があるのか?
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2019/08/85dbd17bb60bd9eaedba25407101acc0.jpg)
■ 売れた商品の単品利益計算について
基本的に、仕入判断の段階で、
利益計算をしているので、
前述したSKUからざっくりの判断が出来るかと思います。
日次作業として、
ペイメントのトランザクションから、
アマゾン手数料がどのくらい掛かっているのか?
という部分は、確認することをおススメします。
価格差は十分とれているけど、
蓋をあけてみたら手数料で赤字になっている。
ということも、低単価商品ですと起こりえます。
シップメント毎で管理をすることが得策
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2019/08/64b8f301870ceeb14f8918765b393f76.jpg)
■ シップメント毎の推定利益計算
※shipment
輸送,発送
海外のFBA納品する際に、
海外送料や関税、手数料等は、
実際に納品した後でないと確定しません。
なので、
1商品ごとの利益計算よりも、
シップメント毎の利益計算が重要になってきます。
また、在庫が全部掃けるまでは、
そのシップメントの利益は推定でしかありません。
ですので、
シップメント毎で、
スプレッドシートで利益計算を管理するのが、
アマゾンFBA輸出の利益管理としては、
ベターな選択かと思います。
毎月、棚卸をして在庫金額の把握をしよう
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■ 月末の在庫棚卸について
※棚卸(たなおろし)
決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。
資産評価を含めていう場合もある。
単品の販売商品で、利益がとれていたとしても、
100万円利益出ているけど、
在庫が仕入ベースで100万円分残っていれば、
手元の資金は、増えていきません。
なので、
まずは、
月末の在庫金額を把握しておくことが重要です。
FBAを活用すると、
この在庫金額の管理がしやすいです。
FBA倉庫以外にも、
輸送中(納品前の在庫)
自宅等に保管している在庫
返品商品なども管理する必要がありますが、
FBAに納品している在庫については、
「レポート」→「フルフィルメント」
で、過去の在庫まで確認することが可能です。
キャッシュフローを管理して、事前にキャッシュアウトを防ぐ
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■ キャッシュフローの管理をする
※キャッシュ・フロー(cash flow、現金流量)
現金の流れを意味し、主に、企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。
損益計算書と異なり、現金収支を原則として把握するため、将来的に入る予定の利益に関してはキャッシュフロー計算書には含まれない。
まずは、日々の入出金や、
クレジットカードの締め日や支払日、
を、管理する表をスプレッドシートで作成しましょう。
まとめると、
・商品SKUのルールを決めて、商品管理を行う
・円転は、キャッシュフローを優先しタッチアンドゴーで
・利益管理は、単品管理ではなくシップメント単位で行う
・月末に、毎月在庫の棚卸を行い、在庫金額を把握する。
・日々の入出金をトレースして、キャッシュアウトに気を付ける
管理業務に関しては、
・1日単位
・1週間単位
・1カ月単位
のルーティン作業に落とし込むと、
業務の効率化が図れます。
今日の講座は、
少し、文章では伝わりきれていないと思いますし、
実際に、やってみないと理解がしにくい部分かと思います。
また、あくまでも、
個人的な考え方なので、
賛否両論はあるかと思いますので、
ご参考程度にしていただき、
ご自身なりの管理方法を、
確立していただけたらと思います^^
ひとつひとつの利益よりも、
自分の手元に残るお金が重要です。
それでは!
解説動画も是非ご覧ください
![](http://yj-style.com/wp-content/uploads/2019/07/91149af95f02bb310c99559a65814eb8-1024x802.png)
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大越 雄介
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