【Day156】越境ECにおける法規制の完全ガイド

雇われない生き方の大越です。

記事をお読みいただきありがとうございます!

毎週土曜日 午前9時~9時30分に

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にて配信させていただいております、

「雇われない生き方LIVE配信」

本日は2024年3月15日に配信いたしました

アーカイブをお届けいたします。


拠点拡大と継続の大切さ

おはようございます。

本日もよろしくお願いいたします。

今回でDay156という形になりました。前回は在庫販売のお話だけでなく、予約販売やドロップシッピングなど、在庫を活用したビジネスの可能性についてお話ししました。これから始める方や資金に余裕がない方にとって、ある程度リスクを軽減した形で取り組めるというのは重要なポイントですね。

僕はライブ配信を始めてから3年が経ちました。もともとは宮崎県に移住をしたのがきっかけですが、気づけば3年目を迎えました。新たに福岡の事務所を立ち上げ、宮崎県、福岡県、元々の埼玉県と、3つの拠点を持つ形になりました。

地図を見れば当たり前の話ですが、宮崎と福岡の間に熊本や佐賀が挟まるため、移動がなかなか大変なんですよね。1時間半ぐらいの移動でも、休憩を挟むと3時間弱はかかることもあります。そうなると、ちょっとしたショートトリップ感覚になりますね。早く自動運転が普及してほしいなと思います。

昨日から福岡に行っていて、今は海老野に戻ってきたところです。海老野の方ではバケーションを楽しんでいる方も多いようで、福岡では会社経営やグループ会社の運営、人脈作り、資金調達などに力を入れています。最近は福岡の方がメインの活動拠点になりつつあります。

もともとやっていた物販も続けていますし、関わってくれている方は100人ほどになりました。今では多くの方が関わってくれていますが、責任も増えてきて大変ですね。そんな中でも、拠点を増やして対応していくのは挑戦でもあり、作戦を立てながら進めています。

また、古物商の手続きも大変でした。埼玉で取得した古物商を福岡に移すために、3回も4回も宮崎から足を運びました。書類の不備などで『これじゃダメだ』と言われることもありましたが、なんとか対応しています。

こうした活動の積み重ねが、最終的には自分の目指す形に繋がると信じています。

そしてせっかくこうやって、話していることを残しておかないのはもったいないなって思うんです。

やっぱり、ネット上にはYouTubeとかSNSといったオンライン上にコンテンツを残せる仕組みがとても充実しています。しかもAIを使うことで、毎週30分のライブ配信をするだけでコンテンツが量産できるわけです。

これがゆくゆく人の目に機会として浮上したとして、何らか価値を感じてもらえるかもしれない。ただ、それが誰の目にも機会を与えなかったり、自分の情報が「ごみ」として受け取られることもあるかもしれない。

でも、「誰かのごみは別の誰かの宝」です。それを心に、自分の情報を残していくことに意義を感じています。

もしこれが3年後に自分じゃない誰かがこの話を見て、そこになんらかの価値を見出してもらえたら、それだけで十分な気もします。

ただ、みんながやらないことをやるというのは、自分にとっては大切なことで、そこに価値を感じています。

だから、みんなが流行の音楽を聴いている時に自分はパンクロックを聴くみたいな感覚でしょうか。みんなと同じことをしても何も起こらないかもしれない。けど、少数派として行動すると、何か新しい手掛かりを見つけられるかもしれない。

今年は、跨境に挑戦するための完全攻略ガイドのようなものも作っていこうと考えています。

活動の中で見つけたものや考えを、こうしてライブ配信で口に出しながら、頭の中を整理する。そんなスタイルを続けていきたいなと思います。


リスクを知り、戦略を立てる!持続可能なビジネスの進め方

前回は在庫販売について改めて少しお話をさせていただきましたが、やはり普通のビジネスをするにあたっては、人数やルールといった部分が重要になります。また、好きな企業さんがいて、そこの会社で働いていますという場合もありますが、個人として動く場合には、そういった部分がより分かりやすくなるのではないかと思います。

ただ、ここについてはルールや概要がしっかりしていないと、リスクが大きくなってしまうため、まずはリスクを知ったうえでルール作りをすることが重要です。ビジネスにおいては、いかにそのルールの中で戦略を立てていくかがポイントになってきます。

戦略を立てずに進めてしまうと、まるでゴールキーパーの前に立って「ボールが来るんじゃないか?」と待っている状態になってしまいます。やはりビジネスも同じで、ゴールを定め、そこに向かって何をすべきかを考えながら進めることが大切です。

また、隙間時間を有効活用して副業のチャンスを掴むのも良い方法です。そうすることで、自由な働き方の実現にもつながっていきます。

ただ、継続して稼ぎ続けるためには、単に頑張るだけではなく、しっかりとした計画と工夫が必要です。そのため、セミリタイアを目指すにあたっても、5年後、10年後に自分がどうなっていたいかというビジョンを持つことが重要です。

「セミリタイアには莫大なお金が必要では?」と思われがちですが、実際はそうではありません。セミリタイアの状態とは、ある程度の資産を持ちつつ、やりたいことができる状況のことです。無理をして莫大に稼ごうとするのではなく、計画的に進めていくことが重要になります。

実際に苦しみながら稼ぎ続けるのは難しいものです。目標を定め、そのために何をするべきかをしっかりと理解していれば、無駄な労力をかけずに済みます。効率よく動くためには、やはり「楽をする工夫」も必要です。

さらに、金銭の国境を超えたECビジネスに関しては、各国の規制を理解し、対応することが重要になります。法的リスクを最小限に抑えながら海外商品を販売するためには、ビジネスのルールをしっかりと把握することが欠かせません。ECプラットフォームを活用する場合や、直接取引を行う場合でも、各国の規制に対応できるよう準備が必要です。

例えば、日本郵便では送れる商品でも、フレックスでは送れないといったケースがあります。あるいは、ある国では販売できるけれど、別の国では禁止されている商品があるなど、輸出入には様々な規制が絡んできます。こういったルールを理解し、うまく活用することで、ビジネスチャンスを広げることができるでしょう。

最終的には、自分の得意分野や専門性を活かして、カテゴリーを絞ることで規制への対応がしやすくなり、ビジネスの成長にもつながると考えています。

こうした取り組みの結果、初めての成功体験ができると、その後のビジネスの自信にもつながるはずです。


個人貿易の規制と対応策

消費税と価値税の販売価格についてですが、消費税が適用される場合と、価値税(VAT)が適用される場合があります。これらは基本的な税制に基づいており、税率も異なります。消費税は、主に国内取引に対して課税され、商品の販売価格に反映されます。一部では税率が0%になる場合もあります。

アメリカでは、特にカリフォルニア州など、一部の地域では消費税が高いことが知られています。しかし、アメリカから商品を輸入する場合は、一定の条件下で重税が免除されることがあります。これは、適切な手続きを取ることで、税金の負担を軽減できることを意味します。

私自身、10年以上この分野に携わってきましたが、今でも新しい情報が出てきたり、知らなかったことがあるため、常に調べたり、専門家に聞くことが重要だと感じています。多くのことは、特定の知識や経験が必要で、商社での経験があったり、貿易に関する知識がある人が個人貿易を行う場合、比較的ハードルが低くなることが多いです。

個人貿易の際に重要なのは、商品を輸出する際にかかる送料や関税、消費税などのコストをどのように負担するかです。どちらが負担するか(仕入れ側か販売者か)はケースバイケースで異なり、関税や税率は年ごとに変わることがあります。また、税関の判断で商品が異なる扱いを受けることもあります。特に生鮮食品などは取り扱いに注意が必要です。

AI技術の精度が向上していますが、それでも担当者によって判断が異なることがあります。商標権や知的財産権に関する問題も非常に複雑で、特に著作権に関わる商品(例えばアニメキャラクターの商品)については注意が必要です。世界的に人気がある日本のアニメやキャラクター商品の転売はリスクが高いため、扱う際は十分に気をつける必要があります。

商標権は国ごとに異なるため、販売する前に調査を行うことが重要です。例えば、iPhoneという名称の商標が日本に登録されている場合、他の国で異なる扱いを受けることもあります。このように商標権に関する問題も非常に複雑で、国際的な違いが影響を与えることがあります。

並行輸入に関しては、商品を海外で仕入れて日本で販売する場合、メーカーによっては規制があることもあります。このため、商品を自分で開発するのも一つの方法ですが、初心者のビジネスとしてはハードルが高く、慎重な対応が求められます。

ネガティブに捉える方もいらっしゃると思いますが、逆に言うと、化粧品や食品など、リスクのある商品に対して規制がかかるのは、良いことだと考えるべきだと思います。

これをセラーの視点で考えると、理解が深まって腹に落ちるのではないかと思います。取り扱うためには、必要な手続きをしっかりとやり、規定を守ることが重要です。

出品者評価システムも存在し、評価や販売個数、データに基づいた価格の調整があります。特に独自サイトや自社サイトを運営している場合、運営に対して真摯な対応が求められます。

ルールをしっかりと理解して守ることが、ビジネス成功への近道です。しかし、全てを完璧に網羅することは難しいので、私の考えとしては、まずは実行して、失敗から学べばいいというスタンスです。

それでも、規約に違反することで大きな痛手を負うこともありますから、慎重に進めていくことが重要です。お客様への対応は誠実に、丁寧に行いましょう。

また、規制対応のアプローチとして、まずは必要な資料を整備し、問題に対してどう対処するかを検討します。そこから徐々に差別化を図ることが大事です。

最後に、今後始める方に対して、専門家に相談したり、規約をしっかり確認してから進めることが大切だと伝えたいです。テストマーケティングを行いながら、規制やルールを守って慎重に進めることが成功の鍵となります。

これから始める方に向けて、最初は慎重に準備をし、基本的な手続きを守りつつ、リスクを最小限に抑えることを心がけてください。最低限の規制や申請が必要であることも忘れずに。

それでは、本日の話は以上となります。ありがとうございました。


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