楽天が保険会社を買収していく理由と今後の展開

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本日の記事は、「Amazon輸入」に関する記事となります。

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楽天の保険会社の株式買占めが始まり、保険業界へ切り込んでいく形が顕著になってきました。

楽天は2013年より自社保険サービスの「楽天生命」を展開していましたが、ここにきて買収の勢いが増しています。

今回の買収までの経緯とその後の展開を見ていきます。

楽天が大手保険会社を買収

楽天は野村ホールディングス子会社の朝日火災海上保険の公開する1689万1288株を

400~500億の資金で買収し、自社に取り込みました。

今回の買収で、全国の朝日火災海上保険の販売チャネルと楽天のネット販売チャネルを融合し、

楽天の各グループ企業との連携も強めることができました。

また楽天は、EC事業で得た顧客リストをもとに自社保険商品を販売し、さらなる利益や信頼度を得ていく方針です。

楽天が損害保険業界に参入した理由

楽天顧客の信頼を得るため

楽天は、旅行予約サイト、クレジットカード、銀行、証券、決済サービス、電子マネー、

MVNOなど多くのサービスを提供し、「楽天経済圏」を確立しています。

これらのサービス内でのリスクである病気や旅行中のケガなどを減らすことで、

ユーザーの安心感を損なわないようにするために、今回のような保険業界参入を進めてきました。

EC市場でアマゾンとの競争が激化したため

楽天がメインで活動しているEC分野は、アマゾンがトップの位置に居座るようになってきました。

そこで楽天は、NTTなど大手携帯会社と連携して自社回線を引き、

楽天会員に対し有利な料金での携帯サービスを開始しました。

それだけでなく、今回の損保会社買収で、

アマゾンが実践できないITを駆使しての高度なレベルの保険サービスを提供する予定です。

楽天はペット保険事業へも参入

楽天は、ペット保険の「もっとぎゅっと少額短期保険株式会社」の

数十億円と言われる株を買収することを決めました。

楽天のECサイトでペットフードやペット用品を購入する数百万人もの会員に対し、

保険に介入してもらうのが目的です。

「もっとぎゅっと少短」は元々オンラインでも事業展開していましたが、

楽天の子会社となることで、9,500万人を超える規模のユーザーにアプローチを仕掛けることができます。

さらに「もっとぎゅっと少短」のペットの医療・通院データと楽天のECサイト運営で蓄積した知識を共有させれば、

さらなる革新的なサービスが提供できると期待されています。

まとめ

楽天が保険事業に乗り出したのは、アマゾンなど競合他社の台頭し、EC事業だけでは厳しくなってきたのが理由でした。

今回買収した子会社と連携を組んで、お互い知識を補完しながら、すばらしいサービスをもたらしてくれるとありがたいですね。

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★かんたんなプロフィール★
名前:大越雄介
性別:男
1979年8月18日生まれ
株式会社 雇われない生き方 代表取締役

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